神楽幻想奇話〜鵺の巻〜
「なにいつの間に」
御影は驚きの表情で妖達を見回した!
「クックック…一度破ってしまえば誰でも通れるようになるのは当たり前でしょう?」
「バカなあの退魔結界はそう易々と破られるほど甘くはなかったはずだ」
腕を横に振って御影は叫んだ。
「ええ、余りに頑丈だったので右腕を一本失ってしまいましたよ。」
鵺はそう言うと自分の右半身を白蓮達に見せた。
その半身は服がボロボロに破け、あるべき場所に右腕がなかった。
「この腕一本分の報酬を頂いて帰らないと割に合いません。
…話は終わりです、行きますよ」
鵺は左手を大きく降って妖達に合図を出した!
「この身この時この場所を、現世の理より切り離せ結」
白蓮は胸の前で印を組むと、両手を空へ掲げて結界術を使った!
「皆の者隔離結界を張った、周囲に被害が出ることはない
全て退魔せよ」
白蓮の張った結界の発動を確認した御影は、後ろに控えた仲間達に命令を下した!
オオオオォォォォオオオ
ガァァァァアアアアア
ドォォォオン
一斉に飛び出した退魔士達はそれぞれの目標に攻撃を開始した!
御影は驚きの表情で妖達を見回した!
「クックック…一度破ってしまえば誰でも通れるようになるのは当たり前でしょう?」
「バカなあの退魔結界はそう易々と破られるほど甘くはなかったはずだ」
腕を横に振って御影は叫んだ。
「ええ、余りに頑丈だったので右腕を一本失ってしまいましたよ。」
鵺はそう言うと自分の右半身を白蓮達に見せた。
その半身は服がボロボロに破け、あるべき場所に右腕がなかった。
「この腕一本分の報酬を頂いて帰らないと割に合いません。
…話は終わりです、行きますよ」
鵺は左手を大きく降って妖達に合図を出した!
「この身この時この場所を、現世の理より切り離せ結」
白蓮は胸の前で印を組むと、両手を空へ掲げて結界術を使った!
「皆の者隔離結界を張った、周囲に被害が出ることはない
全て退魔せよ」
白蓮の張った結界の発動を確認した御影は、後ろに控えた仲間達に命令を下した!
オオオオォォォォオオオ
ガァァァァアアアアア
ドォォォオン
一斉に飛び出した退魔士達はそれぞれの目標に攻撃を開始した!