神楽幻想奇話〜鵺の巻〜
忍の問いかけに答えようとした月読を、命は人差し指で月読の唇を押さえつけてウインクをした。
「貴女達は初めて会うから知らないのも当然ね。私も退魔士なのよ、鎌鼬は私が倒しておいたから安心してね。」
そして再び透の顔を見た命は、彼にこう言った。
「余計な事は言わなくてもいいわ。私は私、鵺達とは違うわ。じゃあね!」
カラン、コロン…カラン、コロン
命は背中越しに手をヒラヒラさせて立ち去っていった。
「…何なのよ一体!あーもぅ!!あんたもキスマーク付けてデレデレしてんじゃないわよ!!」
何故かイライラしてる忍に、立ち向かえる者はそこにいなかった…。
「貴女達は初めて会うから知らないのも当然ね。私も退魔士なのよ、鎌鼬は私が倒しておいたから安心してね。」
そして再び透の顔を見た命は、彼にこう言った。
「余計な事は言わなくてもいいわ。私は私、鵺達とは違うわ。じゃあね!」
カラン、コロン…カラン、コロン
命は背中越しに手をヒラヒラさせて立ち去っていった。
「…何なのよ一体!あーもぅ!!あんたもキスマーク付けてデレデレしてんじゃないわよ!!」
何故かイライラしてる忍に、立ち向かえる者はそこにいなかった…。