運命の出会い
奈乃香は、街を歩くとすれ違う男の人が振り向く。




『奈乃香ってキレイだよね。』



少し驚いていたけど、笑って、



「莉華は、可愛いよ。キレイより可愛いって言われたが嬉しいもん。」



奈乃香に言われても全然説得力がない。




確かに私は、背が低いし、キレイより可愛い服着るほうが多いけど。



「見て!莉華!あの服、莉華に似合うと思うよ!」



可愛い・・・。ふんわりした女の子らしいチュニック。



15000・・・。ちょっと・・・ね。



『可愛いけどやめとく。』




「なんで?あたし買ってあげようか?」




『いいよ。悪いし。』



奈乃香はブスッとして、



「すいませーん。これください。」





『ちょっと!いいってば!』



聞く耳持たず・・・。
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