俺だけのもの


拓斗は教室に
いるみたいだから
ちょっと急いで
行った。






いた…。




机に俯せになってる


ねてんじゃんっ




そーっと近づいて
自分の席に
座った。





なんか背中が
広くなってる…

身長もまた伸びたし…






「拓斗…?」

起こさないと
話しできないしっ





「………」





起きない。






「拓斗っ!」





「たくとーっ!!!!!!」




「!????!;;;実優;!?」




やっと起きたし…





「何話って。」





「あぁ〜…別れた理由ききたい。」






今更?!






「遠距離はだめになるって思ったから…」




「そっか…。」



「ごめんなさい…」



あたしの都合で
別れたんだもんね…




「ははっ謝んなよ。で、今の彼氏はどっちから?」




悠哉から…だよね。(笑)



「悠哉から。転校初日にキスされたりっ」




「まぢかっ… でさ。」





急に真剣な顔になった




「なに?」





「俺はまだ実優が好きだから。」




……。拓斗…



「昼休みに悠哉さんとケンカだけど…負けないつもりでさるし」




「ん…。」





「かったら…俺の所に戻ってきてほしい」




真っすぐに
あたしの目を見て
話す拓斗




あたしは
悠哉がすき


悠哉はケンカには
負けない…っ



大丈夫だよね




「わかったけど…悠には勝てないよ?」




「よっしゃ!!!!!大丈夫!!俺空手やってっから!!」





空手!???!




そうゆいと
拓斗は


屋上にむかって
走っていった…




悠哉が危ない;;;;(泣)
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