俺だけのもの



愛海………???





悠哉の電話の声が
聞こえた。
"愛海"って…

女の人だよね…?




ご飯誘われてるしっ!!
って!!あたしも一緒!!??



寝たふりしながら
聞いてた。




電話が終わったみたいで
後ろから抱き着いてきた…


こんな筋肉ついてたっけ?あっバイトか…





………。



「どこ触ってんの!!朝からは無理ぃ〜…」



「起きたんだ。おはよ?」


くるっと回って
悠哉の方に体を向けた。




「おはよ…//」




悠哉裸だしっ…


あっ!!
あたしもだっ!!!




……てゆうかっ!!





「愛海さんって…誰…?」




「聞いてたんだ?♪」


「聞こえた…」


「愛海は幼なじみで年上♪」



幼なじみ…
なんか不安…




悠哉の胸に
顔をおでこをくっつけた。


悠哉は
あたしの背中に
腕を回してくれる。




「不安なんだ?(笑)」



「………全然っ」


「強がり〜♪実優以外は女じゃねーし★」




なにそれっ(笑)



「あっ飯行こうだって」


「愛海さんが?」


「おぉ…」


まぁ…
ご飯くらいいいけど…





あたしはただ
一緒にご飯食べるだけって思ってた。
でもこれは愛海さんの
挑戦だった…↓↓
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