俺だけのもの
悠哉Side
『高校卒業したらうちにこないか?』
職場体験に行って
ウィッグを
アレンジ、カット
してもらってる時に
店長に言われた一言
だった。
自分家からは
けっこう遠い
芸能人も通う大手
美容サロンセンター
雑誌にも載ってる
美容室だ。
そこに俺は
スカウトされた。
去年の
5月あたり。
卒業まであと
時間も少ししかない。
実優に言えずにいる。
あいつは母親の
会社継ぐのに
東京に行く。
俺がスカウトされた
美容室は
正反対の県にある。
遠距離…
俺はどこにいても
あいつを想ってるから
続ける自信は
ある。
けどあいつは
前に遠距離は出来ないって泣いてた。
願ってもないチャンスだし
俺は美容室で
働きたいと思う。
けど…やっぱり
実優に会えないのは
辛いし
悲しませたくないし…
「あ"ーっ!!!!!!」
「ッ!!!??どしたんだよ…」
「わり…」
今日も歩ん家で
悩む。
「実優、会社継ぐって…三年とかそこらの話しじゃねんだろ?お前だって…」
「………。」
「二人で話し合うしかねーだろ…」
「…だよな」
気がつけばもう
1月。
みんな進路は
決まってる
卒業まで
あと一ヶ月…
いえねーよ…
『高校卒業したらうちにこないか?』
職場体験に行って
ウィッグを
アレンジ、カット
してもらってる時に
店長に言われた一言
だった。
自分家からは
けっこう遠い
芸能人も通う大手
美容サロンセンター
雑誌にも載ってる
美容室だ。
そこに俺は
スカウトされた。
去年の
5月あたり。
卒業まであと
時間も少ししかない。
実優に言えずにいる。
あいつは母親の
会社継ぐのに
東京に行く。
俺がスカウトされた
美容室は
正反対の県にある。
遠距離…
俺はどこにいても
あいつを想ってるから
続ける自信は
ある。
けどあいつは
前に遠距離は出来ないって泣いてた。
願ってもないチャンスだし
俺は美容室で
働きたいと思う。
けど…やっぱり
実優に会えないのは
辛いし
悲しませたくないし…
「あ"ーっ!!!!!!」
「ッ!!!??どしたんだよ…」
「わり…」
今日も歩ん家で
悩む。
「実優、会社継ぐって…三年とかそこらの話しじゃねんだろ?お前だって…」
「………。」
「二人で話し合うしかねーだろ…」
「…だよな」
気がつけばもう
1月。
みんな進路は
決まってる
卒業まで
あと一ヶ月…
いえねーよ…