俺だけのもの
悠哉Side




「こんにちは…」



「おぉ来たかっまぁ座れ」



「あっはい…」




K&Cに来た。
実優ん家の会社の
一階にあるサロン。




「じゃあ…うちで君を育てて行くから♪頑張ってね?」


店長さんは
超いい人♪


「あっはい!頑張ります」



「卒業式は?」



「来週です。」



「そうかそうか♪楽しみにしてるよ悠哉くん♪スタッフにも紹介しとくよ。」



「ありがとうございますっ」




美容室を後にした。



「はぁぁぁあ緊張したっ!!!やべぇ…」




ここにくるのに
昨日から全然眠れなかった



やっと終ったっ
はぁぁ…


安心して
自分ん家に帰った。








「親父!!!!??」

「おぉ悠ちゃん♪」


「いつまでその呼び方…」



帰ったらリビングに
親父がいた。



かわってねぇ〜



「そろそろ卒業式だろ?だから帰ってきちゃいました〜♪」


「ふーん。」



「で?進路は?就職か?」


「スカウトされた。K&Cに」


「ふーん。生意気だな☆俺だって美容師になりたかった…」



ふーんって…もっと
驚けよ(泣)




「卒業式まで泊まるからな☆布団は羽毛じゃなきゃ寝れない〜」



「はいはい…」




実優泊まりに
これねーな…
家あけるわけにも
いかねーし。



早く卒業式こねーかな…



「悠ちゃんビール!!!」

昼間から
のむなよ…


早く帰ってくれ↓↓
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