俺だけのもの



「すいません遅刻しましたっ!!!」


「もぉ!明日は明後日は卒業式よ?」



「ごめんなさい〜…」



席についた頃…





「ちっす♪なっちゃんかわいいね☆」




寝癖のついた
悠哉が来た。




「も〜…二人そろって!!」



「まぁまぁ♪」




ちょうど3時間目で
なっちゃんの卒業の
話しだった。





「はいっ話しは戻るけど…卒業式はあとちょっとです。みんなといれるのもあとちょっと…」






あと2日かぁ…




「実優は継ぐの?」



奈菜が聞いてきた。




「継ぐよ♪奈菜は?」


「あたしは美容専門学校に行くよ♪」



「美容師になったらあたしの会社で雇うから♪」



「まぢぃ!!大好きよ実優☆」


「あたしもだよ☆」




奈菜が美容師かぁー…

柚は大学いく
みたいだし…



みんなと離れ離れだな…








「悠哉はあたしと離れたら寂しい?」



学校の帰り道に
聞いた。




「なに!?また別れ話し??!」



「ぶっ!違うよ〜ただ卒業近いじゃん?」


「ん?」


「で…そのさ?なかなか会えなくなるんじゃないのかなぁって…」




「あぁ…うん。」



え!?そっけな…


「まぁ大丈夫じゃね?」



「……ん。」



なんか適当〜。




「あっ上がってく?」

「じゃあ〜うめちゃんみて帰るわ。」




えぇ…
早いっ





本当にうめを見て
帰って行った。


あたしに冷めちゃった!?

やぁだぁ!!!!!
明後日卒業式だよ!?



はぁぁん↓↓↓↓
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