俺だけのもの


明日は卒業式


今日はみんなで
カラオケに行った。

なっちゃんと
クラスのみんなと♪


このメンバーで
いれるのも
明日で最後…



あぁ悲しいぃっ




「みぃ?」



悠哉が覗きこんできた。



「元気ねぇけど…」


きずいてくれたんだね


「なんかね?寂しくて」


「え!?俺の愛情足りない感じ?」



…。悠哉って天然…



「だぁって明日卒業だよ!?ありえないぃ…」


本当に寂しい…



「…しょうがねぇだろ。いつまでも子供じゃいられねんだから。だから今楽しめ♪?」




「ゆぅがまじめな事ゆったぁ!!!!」



「ばか!俺はいつもまじめだ」


頭のくせにね(笑)



でもなんだか
悠哉の言葉でやる気が
出た!!


あたしもK&Cの
副社長になるんだから
しゃきっとしないと!!




「ちょっとぉ悠哉くん実優の事愛してるのー?」



は!!?
奈菜がマイクで
悠哉に聞いた。
クラス全員いる。




「は!?」



『愛してるの〜?☆ほらっ早く言わないと翔に取られちゃうぞー?』




「奈菜ってば何いいだすんだろね?って…」



「てめぇまだ好きなのかよ」


翔くんの前で睨んでる
悠哉。



「好きじゃない好きじゃないっ;;;おいっ奈菜ちゃんどうすんだよっ;;;」



『いーからほらっ♪』




マイクが悠哉の手に
渡った。


悠哉コールが
部屋中に響く。





「はぁ///まぢでゆうの?」



『あったり前〜♪』


「まぢかよ…」



のりのりの奈菜に
右手で顔を覆ってる
悠哉。



愛してるなんて
いってくれんの!?


緊張して
胸が高鳴った。
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