俺だけのもの





観覧車の中は

意外に狭くて
椅子が


向かい合わせに
2個あったけど




あたしは隣に座った。





ゆっくり動き出した。







と同時に悠哉が


話し出した。





「実優…お前が嫌なら別れる?」





え…



あたしがやっと


素直になろうって

決めた瞬間にそれ!?;;;;







「離したくないけどな(笑)」







「あたしは…っ悠哉が…






なんか声震える〜っ;;;




見上げて悠哉の目を見て


はっきり言った。
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