俺だけのもの
うぅ〜っ緊張するよぉ…
あたしは先生に
呼ばれるまで
教室の前で待ってた。
「どーぞ☆」
呼ばれたっ…
あたしは緊張して
かちかちだったけど
教室に入った。
「実優!??????」
「へ?」
あたしは反射的に
声の主を見た。
この顔は…
あっ!!!!!
「歩!???!」
あなしの幼なじみだ。
何年か前に転校してった。毎日遊んでたし
すごくなかよかった。
こんな所で会うなんて!
「あれぇ?知り合い
なのかなっ?」
先生が言った。
「「歩ずりぃぞ!!!」」
「「かわいいーっ」」
「「やべぇー//」」
え?あたし!?
ないないっ!!
でもそんな事
言われると照れるな//
あたしは自己紹介を
した。
「じゃあ席は悠哉くんの
隣かな〜?」
先生が指を指した所を
みる。悠哉くんと
呼ばれる人は今朝
ぶつかった人に似てる
髪色でこっちを
みてる。
こわ…っ
と思いつつも
席についた。
この匂い…?
「あっあの!!」
思いきって話し
かけた。
「ん?」
「今朝はすいませんでした」
一か八かで謝った。
「あ〜別に気にしてねぇし」
低くてちょっと
かすれた声。
こんな顔してたんだ…
一言でゆう
イケメンってやつ…
でも朝はセットしてた髪はなんかごちゃごちゃ
してる。
チャイムがなった。
今日はあと二時間で
終わる。
「「実優ちゃあん♪♪」」
え!?
いっぱい
怖い人達があたしの
机の周りに来た。