夢の桜
大好き
「お兄ちゃん!!」
「桜…」
桜が僕のほうえ泣きながら走ってきた
「なんでどっか行っちゃうの!!やだよ、そんなの…なにこの手紙………グスッ……お兄ちゃんは…あたしのお兄ちゃんは……グスッ」
泣きながら言う桜を
ただ見ていることしかできなかった
「夢人しかいないんだよ……やっと会えたって思ってた、手が不自由でも情けなくてもあたしのお兄ちゃんは夢人だけなの!!」
桜を抱きしめた
「フェッ……グスッ………」