時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


「お願いします♪」


良いのかな?


「解りました。考えときます」


「ありがとうございます♪妻も喜びます」



奈々芽と雑誌を見ていたら名前ランキングが載っていた。


「何でないの〜!!」
「うわっ!?」


いきなり奈々芽が大声だした。


「なんだよ!!ビックリした〜」


「だって、寧々が入ってない」


「えっ?」


「だから、私が良いと思ってる“寧々”がランク外」


寧々かぁ〜。
奈々芽の子供なら可愛いな……。


「作る?」


「……」


凄い目付きで見られた。


「半分冗談♪好きな人の子供なら可愛い」


「////」


僕と奈々芽には来ない“いつかね”と約束を交わして。




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