時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


「誠に綺麗な月夜だな♪」


″クラッ″



「少し飲み過ぎだかな?」


っと、立った瞬間。
吸い込まれる感覚と共に



″ドサッ″


落ちた。




「イテテテテ…なんだよもぅ……」



アレッ?家じゃない…誰か居る気配はするが埃で見えん。





舞った埃が収まりかけてくと同時に見えてきた愛しい人。



「奈々…芽?」


やっと会えた。
ずっと会いたかった。



「久し…ぶり…だね」


涙の再開といこうじゃないか…と抱きつこうとしたら!?





「パパァァァア!!」


な…何?何?涙の再開バグは無いの?パパ?何言ってるの?





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