時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜
「奈々芽ぇえ?」
どうしたんだよ?
「パパ、私パパの娘だよ♪寧々だよ♪」
寧々?奈々芽にソックリだけど、声質や喋り方がなんとなく違う気が。
「えっ…」
話を聞いてる内に寧々のケータイが鳴った。
帰った日から18年が経とうとしていた。
その時だった!
「おいっ寧々?ここに入ったら奈々芽に怒られ……総司!?」
た
「高志さぁぁぁあん♪会いたかった〜。覚えててくれたんだね〜」
飛び付いた。
ドタドタと足音が聞こえた。
「総の…」
「おばぁちゃま〜♪」
まだ、健在だ♪
泣きそうだ。
「泣くなよ総司」
「泣いてないよ」
2人は笑ってた。