時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜






そんな深い仲なんだ。








「もぅ、僕は必要ないみたいだね?」



帰りたくなった。でも、帰り方知らない。



「あれれっ?初対面だったよね僕達。良く写真で見てたから忘れてたよ♪初めまして。奈々芽の父親です♪」




ち…ち上!?
本当に初対面だよ!


「えっ?父上?」


「うん♪総司君が帰った後、仲が縮まってね」



ソレは良かった♪仲良く無いって聞いてたから。
さっきから奈々芽が黙ったままなんだよね?
後ろから抱きついてるからまだ顔見てないし。




そしたら足に“ちょんまげ”が。


「久しぶりだね“ちょんまげ”?」



「どぅやって来たの?」



やっと顔が見れた。






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