時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜



「気を悪くしたらごめんね…」



首を傾げる私。
私の噂?




「佳那汰先輩って浮気とかないよね?」



「何それ?」



「……ただの噂ならいいの。あの人、他校に彼女が3人居るって。それ以外にも身体だけって人もいるって……」



ウ……ソ…。



だって毎日帰り一緒だよ?電話だって毎日……

















でもデートした事ない。









「確認しにいく?」



「……うん…」



3年の教室に行ったら“屋上に居るんじゃない?”って言われたから行ってみた………。





立ち入り禁止の紙なんて皆無視でドアを開ける。




開けた瞬間目に飛び込んできたのは佳那汰先輩が女とヤってたところだった。




涙が溢れ出た。




総花ちゃんは2人を気にもせず近付いて



「先輩……しねっ!!」



まず足で一撃、佳那汰先輩は吹っ飛んだ。
一緒に居た女は逃げた。
次に大事な部分を踏みつけて使い物にならないくらいねじって撃沈した。




「当分使い物にならないでしょ…桐生授業さぼろ♪」



手を引かれ学校を出た。






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