時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜
「「何?」」
「あれっ、桐生の親じゃない?」
えっ?
「…あっ、パパだ。なにしてんの!!」
皆が外を見た。
「彼氏の間違いじゃないの?」
「へっ!?違う違う親だよ親」
「あっ!ヤバイよ3年が絡んでるよ?」
パパがかつあげされてる!?伝説の沖田総司もカツアゲされんだ。
って呑気だよな私
直ぐ様階段を降りて校門に
「あのっ…ウチの親に絡まないで下さい」
「寧々、下がってなさい」
「佳那汰が桐生寧々の関係者を全員潰せって。金貰っちゃったし♪まずコイツからやってやるよ?」
汚い!!
「私に恨みがあるなら私1人でいいはず…小さい男だ。そんな男に買われたお前等は哀れだな」
「なんだとっ」
挑発してしまった。
胸ぐらを掴まれた瞬間
“ドサッ”
「お、おいど、どうしたんだよ?」
パパ……。
「汚い手で俺の娘に触るな。虫酸(ムシズ)がはしる。桐生を敵に回してお前ら生きていけるとでも思ってるのか?この足一本折れたら何処に行く?」
怖いよパパ