時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜
「「この声!!」」
2人は声のした方に走って行った。
「寧々!」
私はおじぃちゃまに怒られた。
「だって、本当の沖田総司を知ってるのってあの2人だし…たまにはと思って」
パパの為にならなかった。
「総司は好きでこの時代の人間になったんだ。」
そうだけど…。
一方、近藤と土方はと言うと…
“ドタドタドタドタっ”
「寧々?静かに階だ…」
「「総司!!」」
「……」
「総司だよな!?」
「良くわかんないけど元気だったか?」
「あ…はい…何で…」
泣きそうな総司
「よくわからねぇな」
「急にくらぁって思ったらドンッてここに来たって泣くなよ総司!!」
「だって〜」
「ははははっ♪いつまでたってもお前は泣き虫だな〜」
「…パパ…あの…ごめんなさい」
高志にみっちり絞られたらしい寧々が謝りに来た。