時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜




「ま…初対面で失礼しました。俺は近藤と言います」



「いいえ…本当の事ですし。僕は小鹿です。近藤さんと土方さんなんて新撰組みたいですね?桐生先生の旦那さんは“総司”さんですし」



「みたいじゃなくて新撰組だよ」



土方が突っ込んだ。



「えっ?」


“パンパンッ”



「はぁい、お話は食事しながらでもできるでしょ?」


「もぉお腹ぺこぺこ〜今日は私の好きなものばっかり〜♪座って座って〜♪」



今日は座敷で食べる。



「あ…あのぉ〜…?」



「なんだ?小鹿殿」



バンビがオズオズと話す。


「さっきの…新撰組の話…」



折角話を替えたのに!!



「総司から聞いてないのか?」



「こんなヘンテコな話誰も信じませんって!!今日の夕飯はおばぁちゃま作だね♪又、腕あげたね。美味しい」



ナイス総司♪










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