時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


一方、置いていかれた土方と近藤はと言うと…。



「この時代のおなごは随分丈の短い着物を履くんだな」



「近藤さん、あのおなご見てくださいよ」




置いていかれた事さえ気にしない馬鹿2人









「あらぁ〜♪イケメンが2人も居るわ総ちゃん?」



撮影の移動中、赤信号で停まってたバスの中でジョリーちゃんが窓の外を見てウットリしていた。



「ジョリーちゃん、彼氏に怒られる……









はぁぁぁぁぁ!?」




ジョリーちゃんが見ているであろう方角に目線を合わせると…。




「ごめん由元さん、チョット停めて!」



運転手の由元さんに路肩に寄ってもらった。



回りに悟られないように足早で現場に行き2人の腕を掴みバスに戻った。




「総司じゃん!!良かった。寧々に置いてかれたんだよ」




はっ?




「アレは土方が悪いぞ!!」



「…何したんですか寧々に?」



土方さんは突拍子の無い事をやらかす。








今回だって…。




「胸揉んだ」







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