時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


「大体はな…寧々の事を話すときは「わぁぁぁぁぁ!?」



父親の前で何言っちゃってんの!?



「寧々は…うん!!やらない」



親バカだ。



「その前にまだまだ始まってもないしな」



土方がバンビを奈落の底に落とした。



「何て…そんなの無理難題だけどな〜♪現にこの前まで彼氏が居たしな〜」



「まぁ、総司の親バカ話はさておき」



近藤さんが真面目な顔になった。



「昨日の夜、次の満月で帰る事になったんだ」



そんなに早いんだ。



「そこでなんだが……総司、一緒に帰らないか?」










一緒に……









確かに僕の産まれた時代はこの時代じゃない。











でも…奈々芽を置いてまで帰りたくない!!





「有り難うございます近藤さん。でも、僕にとって大切な家族を置いてまで自分が産まれた時代に帰るなんて出来ないです…だからごめんなさい」



なんとも言えない顔をした総司







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