時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


「「「……」」」



そんな答えをされると解りきっていた。



だけど、長年苦楽を共にした弟みたいな存在が突然居なくなるのはかなりキツイ。



「お二人にはコレから先幸せな人生が待ってるんです。僕の分まで元の時代で生きてください」




「んじゃぁ、小鹿殿を連れていってもいいか?」



バンビに聞いた近藤さん。



「ぼ…僕ですか?」



「新撰組専属の医者に欲しい。給与は申し分無い金額を支払う…ダメか?」



バンビは悩んでいた。











〜バンビseid〜



人生初の恋をした。



その子は上司の娘さん。



『寧々』



母子家庭で母親(上司)に似て美人さん。




しかし、ある日突然『父親』が現れた。



死別なのかと思っていた。





実際は……














“新撰組1番隊隊長”


“沖田総司”





だった。










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