時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜





その夜の夢にもバンビは出てきた。













「さようなら」







その一言で目が覚めた。




行かないで…。











そうして次の日にバンビに電話して会いに行った。





でも、バンビの意思は決まってた。




「ちょっ…寧々さん!?ど…どうしたんです













″チュッ″…………!!!!????ね寧々さん!?」



「行かせない!!」



「……」



「もし…もし行くって言うんなら――――――」






















そして迎えた満月の夜




「じゃぁな総司」



「うん……さ…ような…ら…うわぁぁぁぁあん(ToT)」



泣いた。



「本当に泣き虫だよな〜一生の別れって訳じゃないんだからよ!!」



「そうだよ。逢いたかったら又呼べ♪」



「うん…うわぁぁぁぁあん」



皆は呆れてる。



「奈々芽殿、寧々。」



急に真面目になった土方



「色々と世話になった。総司宜しくな♪」



少しだけ見直したのはほんの一瞬だった。








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