時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜
花火〜其の弐〜
【総司】
厠から出たらおなごがイッパイ集まってきた。
「一緒に遊ばな〜い?」
「かっこいいね♪」
あまり意味が通じない。
「総司…帰るぞ」
おじいちゃま♪
「おじいちゃま♪…」
「お前のおじいちゃまになった覚えは無いがな…居なくなったら妻と奈々芽に怒られる」
照れてます♪
「何て呼べばいいですか?」
「高志…」
「高志さんですね。わかりました♪」
「奈々芽を泣かせるなよ?あの娘は…」
高志さんから聞いた親子関係は何とも悲しいものであった。