時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜
遠くの方で話し声が聞こえる。
体もフワフワしていて温かい。
「……奈………」
夢?
総司が私を抱き抱えてる…。
あっ、おじいちゃまが総司に怒ってる…ちょんまげ無事だったんだ♪
「あっ!目、覚めた?」
夢じゃないの!?
「もうすぐで家だからまだ寝てな」
優しい笑顔に負けそう。
「総は本当に強いんだね。流石剣士」
「小さい頃からコレしかやって来なかったから…」
笑顔から悲しみの色が…
「怖いもの知らずか♪今度、スッゴイ怖いお化け屋敷にでも行ってみるか♪」
おじいちゃま?総司に挑もうなんて無茶だよ。