時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


終業式が終わり、帰り支度をして門まで行こうとしたら…。


「私〜梨杏って言います♪もし良かったら」



「すまぬ…僕は奈々芽の用心棒ゆえ…」


断ったの?
私の為に…。
深〜い意味は無くても嬉しいかも♪
マドンナは顔を真っ赤にして帰って行った。


「…奈々芽♪」



まるで忠犬ハチ公だわ…。

「帰ろう奈々芽?」


主の帰りをただ待つだけ。

でも、あれは自分の意思であって、総司は…。





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