時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜
秋〜通じ合う心〜
恋患い
【総司】
夏休みと言っていたが、奈々芽は毎日勉学に励んでいた。
たまに構ってほしさにふざけたけど応答がナイ。
「つまらぬ…」
ちょんまげやらは構ってくれるのに…夏休みとやらは僕から奈々芽を…?
奈々芽をなんだ?
確かに僕は奈々芽を好いている…しかしそれは…?
自分では妹とか幼馴染みやらそんな感じだったのだが…違うのか?
「総司?」
ピクンッ♪
「何じゃ?奈々芽」
「明日から息抜きにお出かけしよ?」
首を傾げ問う姿なんとも可愛い。