時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


汚らわしいと思われても良い。
今の僕には奈々芽が必要だ。
奈々芽自信が僕の勇気の源になっておるのだ。




「サッキはすまぬ…理想なんて聞くべきでわ無かった。“守る”も“幸せ”にも僕には出来ないから…奈々芽を傷つけた」


「もぅ…ぃい…」


???


「奈々芽?」


下を向いている?
!?泣いているのか?


「奈々芽!?どこか痛いのか…!?サッキの奴が怖かったか?今からでも息の根止めて…」


「ハハツ…女心のわかんない男は直ぐ捨てられるよ?」

今度わ笑った。
泣き笑いをした奈々芽が妙に色っぽくて抱き締めてしまった。



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