椿と柊



吹き抜ける風。



真っ青な空。



溢れる太陽の光…。





私たちを見ていたのは…、きっとそれくらい。




誰も知らない。


誰も見てなかった。




私しか知らない。




彼女は自殺した。






「たしか…彼女の名前は…」




…汐留 桜…。



次の生徒会長に決まってた子だ…。





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