愛戦士☆MOMO
『はぁ~い♪MOMO姉です。
MOMO姉そういうお堅いの嫌~い♪

あそこは硬い方がいいけど♪
アハン♪

神谷ちゃん♪でいい?』

前のデスクに乗り出しニセ乳を
寄せ戦闘体勢の私。

よくやるよ・・・

「∑!!ええ、じゃあ僕は
MOMO姉で♪」

紳士な対応・・・おそるべし!


今考えたら普通なんだけどねっ。



公開ラジオ・・・記憶にない。

何をしゃべったか、何の曲を紹介したか
黄色のレインコートは、殿堂こけしか?
あのメイド服は貴腐人さんではないのか?


覚えてるのは終わった後・・・

控え室に戻ろうと廊下を歩く私の後ろから

「ひさしぶりだね。元気だった?」

と彼のいい声。

低くて優しく色気のある私の好きな声だ。

ゾクゾクした。足が少し振るえてる。


振り返って彼に近寄った私は

『ひさしぶりねぇ♪もちろん元気よっ。
あなたのあそこは相変わらず暴れん坊
将軍なのかしら♪アハン♪・・・・』

∑ヒィ~~~~!!!!
スイッチ切れてな~い!

暴れん坊って??

終わった・・・もういい・・・。

「ハハッ♪MOMOは何だか変わったね。
綺麗になった・・・誰が君を変えたの?」

おぅ?・・・

なんか思ってた反応と違うぞ?

綺麗?

綺麗?

私・・・綺麗?
(BY 口裂け女)

なんか・・・いい雰囲気なんですけど・・・

『恋はね、女を綺麗にするの。
誰が?特定な誰かが必要かしら?クスッ』

ってお~い!!あなたは誰?

「君の彼氏に立候補したいな♪」

ブッ!!お前もお前だ!!



でも・・・ニヤニヤ




《MOMO姉~!!!》













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