【実話】万引アダルトビデオ
私は自分のしている事が
とても恐ろしい事に思え、
男の腕を放した。
 
 
『悪いことをした人を捕まえるのは正しいこと』
 
 
そう教えられてきたが、
その時の自分には
ソレが真に良いことだとは
思えなくなっていた。
 
 
逃げるなら逃げても良いと思った。
むしろそうして欲しかった。
 
 
しかし、
私が手を放したその時、
店長が来たのだ。
 
 
店員が私一人だったこともあり、
私は業務に戻らなければならず、
男の事は店長に任せた…
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