クリスマスに悪魔がやってきた
その日の夜。

きらきらと夜空に星が輝いています。

ポスカはベッドに入る前に窓から星空を見つめて言いました。

「よし、きっとお願いを叶えてもらうんだ。えっと…アンタさん…?だっけ?あれ?」


どうしましょう。ポスカは誰に来てもらうのか名前がわからなくなってしまいました。


「アンタさんだっけ?えーとパンダさんだっけ?えーと、えーと…そうだ、サタンさんだ!!サタンさんきてください」


さぁ大変。

ポスカがサンタさんと名前を間違えてお願いしてしまったサタンさん、なんと悪魔の名前だったのです。

でもポスカはそんなこと知るはずもありません。

「サタンさんってどんな人なんだろう。明日はお友達がいっぱいできるかな」

ポスカは期待に胸をふくらませてベッドに入りました。


しばらくドキドキして眠れませんでしたが、いつのまにか目を閉じて眠ってしまいました。

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