ピアス
ベッドに横になり、濡れタオルを瞼の上に乗せた。


少しヒンヤリとしたかんじが、とても気持ち良かった。


――――――――――――――――――――――――――


「奈緒ー?起きてる?」


「んー?」


「あ、ごめん。寝てたのね。
ご飯出来たけど食べる?」


「もらうー。」


実のところ、あまりお腹は空いてなかった。けれど折角用意してくれたので、もらうことにした。
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