運命~ダイスキな君へ~
「えーーーーーーー!!!」






近所迷惑なほどに俺たちは叫んだ。








「もう。お兄ちゃん!」







兄妹・・・。






確かに、顔が似てるけど・・・。







「どーも。ルリの兄の浩太でーす。
大学2年でーす」







浩太さんはにこにこ笑ってそういった。







「ごめんね。黙ってるつもりはなかったんだけど、
色々とめんどくさくて・・・」






「めんどくさいはないだろ~。ルリー。
お兄ちゃんに向かってー」







「それがめんどくさいの!」








ルリと浩太さんは口げんかを始めた。






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