運命~ダイスキな君へ~
「今日はね、お兄ちゃんの彼女の
優希〔ゆうき〕さんの誕プレを買うのを付き合ってたんだよ」






優希・・・。まさか・・・。






俺は昼の電話を思い出した。






--あー。ゆうきさんでしょ?--








「もしかして・・・。
昼の電話は・・・」









「あー。それは俺だよーン」






俺の問いかけに答えたのはルリではなく浩太さんだった。








「朝、送ってもらった代わりに誕プレを買うの付き合ってたの。」









ルリが小さい箱を見せながら言った。







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