運命~ダイスキな君へ~
「ほんとゴメン!
リュウもゴメンね」







「ん?いいよ」







俺がそういうとルリはにこっと笑って「よかった」と
そういった。








「じゃぁ。リュウ、ルリを送ってあげな」







アズサが俺の背中を押してそういった。








「言われなくてもそうする。
ルリ、帰ろうぜ」








「うんっ」







俺は自転車の後ろにルリを乗せてこぎだした。







「しかし、ルリの兄ちゃん凄いな」






「はは。昔ね、京汰と話してるとこお兄ちゃんに見られてさー。その時も今日みたいに叫んでたんだよ。」








「へー。兄ちゃん、ルリのことダイスキなんだな」














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