運命~ダイスキな君へ~
行くかな。どうせ、サボるつもりだったし。








俺はルリに返信して海とトモに伝えた。








「あれ?リュウ君、サボるの???」







西崎がまたやってきた。







「ん?ああ。」








「だめじゃなーい。ちゃんと受けなきゃ!」







西崎はそういって俺の腕をつかんできた。








「つまんねーんだよ。」








西崎はべたべた触ってくる。








「しょーがないなー。なにか先生に聞かれたら私が言っとくよ」







西崎はにこっと笑って俺の腕に自分の腕を絡めてきた。








「・・・よろしく。てか、べたべた触んな」








俺は西崎の腕を振り払った。







「あ。ごめーん。」







西崎はにこにこしたままそういった。







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