運命~ダイスキな君へ~
「ルリ、行こうぜ」








「あ。うん。」








なんか元気ない?









「ルリ?どうした?「私、嘘ついた」








ルリは下を向いてそういった。









「え?何を?」










「やきもちやいてないって言ったけど・・・。ほんとはめっちゃやいてる。今も、菜穂ちゃんとリュウが一緒にいて・・・」









ルリは俺の顔を見ずに、下を向いたまま歩き出した。









俺はルリの手を引っ張って壁の端っこまで引っ張った。







そして、触れるだけのキスをした。















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