運命~ダイスキな君へ~
「なー。ルリ?」







リュウはドリブルしたまま私を呼んだ。









「俺さー。絶対試合勝つから。」








「うんっ」










「できれば、優勝してーな」










「リュウならできるよ」








冗談じゃなく、本当に。








そして、リュウはシュートを決めた。









「もしさー。優勝したら」








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