運命~ダイスキな君へ~
「当たり前だろ!!!お前は今、何の話をしていたんだ!!!」








ほら、また怒鳴った。







「去年は色々ありすぎてさー」







桜の季節がまたやってきた。







リュウと別れたあの季節が再びやってきたんだ・・・。









「とにかく、今日の放課後教室で残って第一志望をこの紙に書きなさい」







先生に紙を渡された。









「へーい」








私は指導室を出た。






「進路かー。」






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