運命~ダイスキな君へ~
私は進路の紙をペラペラと振った。







「あ。ルリじゃん」








前からユニホーム姿の京汰が歩いてきた。









「あ。京汰じゃん。朝練?」









「おお。副部長だからな」








「大変だね」









「お前らがマネージャー辞めてから、大変なんだけどー」








そう、私は2年の時にマネージャーを辞めていた。







私は「いいよ」って言ったんだけど、アズサと美樹も「うちらも辞めるし」って言って一緒に辞めてくれた。







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