運命~ダイスキな君へ~
「じゃぁ、私教室帰るね」






「おお。じゃぁな」







私は教室へ歩いた。








歩いてると、桜の花びらが顔にくっついた。









「わー。満開だ」







廊下の窓から、桜の木が見えた。









「もう、1年なんだよね」







リュウと別れて・・・。





アズサや美樹には「もう慣れたから平気だよ!」と言っていったけど・・・。








「慣れないよ」








リュウが隣にいないことが慣れたことなんて1日もない。












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