運命~ダイスキな君へ~
「じゃぁ、帰るね。・・・バイバイ」







私はドアを開けて進路室から出た。









久しぶりに話したリュウにやっぱり好きなんだって思った。







無理だモン。好きだから・・・。ダイスキだから・・・。










「嫌いになれないよ・・・」








涙が零れ落ちた。









好き。好き。好き。ダイスキ。








好きなの。ダイスキなの、リュウ・・・。








初めて会ったときはこんなにリュウを好きになると思わなかった。






こんなに、リュウが好きになっちゃった。





< 281 / 380 >

この作品をシェア

pagetop