運命~ダイスキな君へ~
私は、バスケ部に入った。



それから、2年、3年過ぎていった。



3年生では京汰と同じクラスになった。



文化祭でも、一緒に行動した。



そして、もうすぐ卒業という時。



私は、忘れることはないだろう・・・




「俺がお前のこと好きだったらどする?」



休み時間、京汰が言った。



え・・・。



「はぁ?なんで?・・・そんなことあるわけないじゃん」





自分の気持ちが怖くて言えなかった。



「だよな~!冗談だから気にすんな!」



一瞬、京汰が悲しそうな顔になったのは・・・



気のせいなのかな・・・
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