運命~ダイスキな君へ~
ーーー・・・



「るり?起きなさい。
晩御飯よ」



「ん・・・。
え!私、寝てた!?」



「思いっきり寝てたわ」



いつの間に・・・



「あら。この子、京汰君じゃない?」



お母さんは私の写真を見た。



「あ~。うん」



「懐かしいわね~。今、どうしてるのかしらね」



・・・・・



「さぁ?」



京汰・・・。



私は、まだ好きなのかな。



でも、絶対忘れないよ。



京汰を好きだったこと。
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