運命~ダイスキな君へ~
「もしも・・・」






「もしもし!!!リュウ!?」







アズサはでかい声で叫んだ。







「俺だよ。てか、耳元ででけー声出すな」






それでも、アズサは声の音量を変えずにまた叫んだ。








「大変なのよ!!!!早く来て!!!!」






アズサの後ろの方から「落ち着いて」と美樹の声がする。








「は?何が・・・。てか、どこに・・・」








「病院!!!リュウの近くの病院!!!・・・ルリが・・・・」







俺はその後の言葉を聞かずに外を出た。






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