運命~ダイスキな君へ~

「ルリの記憶」

「・・・え・・・」








「記憶喪失なの・・・。誰のことも覚えてないみたい・・・・・」









お母さんから聞かされた、ルリの状態・・・・・。







“記憶喪失”








ーーー・・・








「こんにちは」







ルリはやっぱり記憶がなかった。








俺たちはゆっくり病室に入っていった。








「こんにちは、私のことは知ってるんですよね」







ルリなのに、ルリじゃないみたい・・・・・・。




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