運命~ダイスキな君へ~
最近は京汰を思い出すことは
ほとんどない。




ていうか、思い出す余裕がない。




バイトもしてるし、友達とも
遊んでるし。





忙しくしてないと思い出しちゃいそうで
怖いんだ。





「俺ら、結構うまいんだぜ!」





海が自信満々に言った。




「自分で言うなよ」




「はぁ~?
トモだってうまいからすねんなよ」





「はいはい」
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