運命~ダイスキな君へ~
そのあとの授業は全然集中できなかった。




休み時間も、大好きな体育の時間も・・・。





考えるのは、京汰のことばかりで・・・。




「ルリ?どうしたの?」




美樹の声にはっとする。




「ぼーっとして・・・。
ルリの大好きなお弁当の時間だよ?」





アズサはにこっと笑ってお弁当を
見せてきた。






「あ・・・。
そうだね!」





別に、京汰のことなんていいじゃん。





もう忘れたはずじゃん。




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